「待つ」=「信じているよ」と伝えること

「早くして!」
「もう少し待って!」
毎日、仕事と育児に追われる中で、こんな言葉が口ぐせになっていませんか?
僕はなってます!笑
はじめまして、もくパパです。
「子育ては待つことが大事」というのは、育児本やSNSでもよく見かけるフレーズです。
わかっているつもりでも、実際の毎日の中ではつい口出ししてしまう。そんな方も多いのではないでしょうか。
先日、5歳の息子が発した何気ない言葉に、僕はハッとさせられました。
いかに「心の余裕を失っていたか」を教えられたからです。
この記事では、僕の失敗談を通して、忙しい毎日で自分と子どもの心を守るためのマインドセットをお伝えします。
読み終える頃には、お子さんへの声掛けが少しだけ優しくなっているはずです。
親が「焦り」を手放して「待つ」姿勢を持つことは、子どもに安心感と信頼を与えるために大切なことです。
親が時間を気にせず向き合ってくれることで、子どもは「自分の存在が認められている」と感じるからです。
反対に、親が「解決」や「効率」を急ぎすぎると、子どもとの間に心のズレが生じてしまいます。
つまり「待つ」という行為は、言葉にしなくても子どもに「あなたを信じているよ」と伝える一番シンプルな方法なんです。
なぜ親は「待てずに」先回りしてしまうのか

「待つことが大事」だとわかっている。
でもなかなかできない。
僕自身の経験から言えるのは、その原因は「時間がない」ことよりも「心に余裕がない」ことにあります。
親が先回りしてしまう背景に隠されている心理
- 子どもが失敗する前に助けてあげたいという優しさ
- スケジュールが詰まっていて、待つ時間そのものが惜しい
- 「早く終わらせなければ」という自分自身への焦り
どれも決して悪い気持ちではありません。むしろ子どもを思うからこその行動です。
しかし、この「先回り」を続けていると、子どもは自分で考えたり試したりする機会を失っていきます。
そして親自身も「待てない自分」に自己嫌悪を感じ、余計に苦しくなってしまう。この悪循環に、以前の僕もはまっていました。
実体験:5歳息子から教わった「待つ」の本当の価値

ここからは、僕が実際に経験した2つの出来事を紹介します。
「待ってくれてありがとう!」洗面所での出来事
ある日の寝る前。
息子が洗面所のドアを閉め、ドアノブを固く握って閉じこもっていました。
いつもなら

早く開けて!!もう寝る時間だよ!!
とイライラして言ってしまう場面です。この日も少ししてました。笑
しかし、ふと

…まあ、そんなに急いでもないし…待ってみようか。
と思い、待ってみました。
しばらくしてドアが開いたとき、息子が笑顔で飛びついてきました。

パパ、待ってくれてありがとう。だっこして!
え!?普段も待ってるつもりだけど、、、
この些細な一言に、僕は反省しました。
普段の僕は、いかに「せかせか」しすぎていたか。
時間にも心にも余裕を持つことの大切さを、息子に教わった瞬間でした。
「パパ、話聞いてくれるんだね。」運動場での出来事
もう一つ、散歩中の出来事です。
体調が回復した息子と、遊具もない広い運動場へ出かけました。
全速力で走り回る息子。いつまでしてるんだ。

そろそろ帰るよー!
と声をかけても帰るはずもなく。
いつもなら「もう時間がないからダメ!」と強制的に切り上げるところですが、その日は余裕があったので、息子の

あっちに行きたい!
やっぱりこっち!
というワガママに

いいよ~。OK~。
と付き合ってみました。
すると、息子が不思議そうにつぶやいたのです。

パパ、話聞いてくれるんだね。
いやいつも聞いてるじゃん!と思うのは親の僕だけなんでしょうね。
息子にとっては、自分の要望が受け入れられたという実感が、これほどまでに新鮮だったのです。
反省です。。。
「待つ」ことで育つ子どもの3つの力

この2つの出来事を振り返って気づいたのは、「待つ」という行為が子どもの成長に直結しているということです。
自主性・自己肯定感が育つ
親が待ってくれることで、子どもは「自分のペースでやっていいんだ」と感じられます。
これが積み重なることで、自分の判断や行動に自信を持てるようになり、自己肯定感の土台が育っていきます。
問題解決能力が育つ
手を出さずに見守ることで、子どもは「どうすればいいか」を自分の頭で考える機会を得られます。
失敗も含めて自分で試行錯誤する経験こそが、問題解決能力を育てる一番の栄養になります。

「困ったら声をかけてね!」と僕は伝えるようにしています。
「助ける準備はできている」というメッセージが子どもに伝われば、それが安心感につながります。
親子の信頼関係が深まる
「待ってくれた」という体験は、子どもにとって「自分は大切にされている」という実感につながります。
この積み重ねが、長い目で見たときの親子の信頼関係を深めていきます。
待つことによって得られるメリット
「待つ」ことは単なる我慢ではなく、子どもの自主性・問題解決能力・親子の信頼を育てる能動的な行動です。
それでも待てない…イライラを手放す「心のUSBメモリ」活用術
「待つことが大事」なのはわかった。でも実際はイライラしてしまう日もありますよね。。。
なぜ、僕たちはこれほどまでに焦ってしまうのでしょうか。
それは、心の余裕がなくなっているからです。
以前、スクールカウンセラー(SC)さんに教えてもらった言葉があります。
心の容量(USBメモリ)には、常に「空き」を確保しておく感覚が大切です。
容量をフルで使い続けていると、子どもの不意なワガママやトラブルに対応できず、すぐに「キャパオーバー」になってしまいます。

いかに心に余裕を持っておくか。
これが、待てる自分をつくる一番の近道です。
パパ育児だからこそ実践したい「待つ」習慣

パパ育児では、仕事の疲れや家事育児のプレッシャーから、つい「早く終わらせたい」という気持ちが強くなりがちです。
僕自身、教員として日々多くの子どもと向き合う中で、家に帰ってからも同じ調子で「効率」を求めてしまっていました。
しかし、家庭での育児に「効率」を持ち込みすぎると、子どもとの心のズレが大きくなってしまいます。
パパだからこそ意識したいのは、仕事モードのスイッチを一度切って、子どものペースに合わせる時間をつくることです。
「もくもく」と「ぶれいく」の両立
僕のブログ名「もくぶれ」には、「もくもく(学び・挑戦)」だけでなく、「ぶれいく(休息・現状打破)」を大切にするという意味を込めています。
- 自分のペースで読書を楽しむ
- 何も考えずに公園を散歩する
- サウナで強制的に思考を停止させる
自分自身の「機嫌」をコントロールする。
それが子どもへの優しい対応にもつながります。
パパ育児において「待つ」余裕を持つためには、まず自分自身に休息の時間を許可してあげることが欠かせません。
まとめ:今日を乗り越えただけで、あなたは100点満点

毎日、完璧な親でいる必要はありません。
今日から試せる3つの小さな習慣
- 「早くして」を一度飲み込んで、深呼吸してみる
- 子どもの小さな言葉に、まずは耳を傾けてみる
- 自分を整える時間を、5分でもいいから確保する
適応障害で3度の病休を経験したからこそ言えるのは、「自分を守れるのは自分しかいない」ということです。
このような小さなアクションを実際にしてみることが大切です。
あなたが笑顔でいられることが、家族の幸せの土台になります。
今日という日を乗り越えたあなたは、それだけで素晴らしいパパ・ママです。
僕が無理をしすぎて「適応障害」を発症してしまったときの話です。
▶教員が適応障害になる理由とは?「休むのは逃げ」と責めていた僕が病気休暇を決めた話
仕事と家庭の両立に書いた記事です。
▶小学校教員×パパの仕事と家庭の両立【体験談】「誰も悪くない」と気づくまでの2年半
最後まで読んでいただきありがとうございます。
▶ 日々の気づきや適応障害のリアルな記録は
noteに書いています。
→ https://note.com/mokubre_mokupapa
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