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『嫌われる勇気』を読んで気づいた「課題の分離」の威力 ~子どもが変わらないストレスから解放されたい人におすすめ~

趣味・ライフスタイル

①この本を読んだ理由

「クラスの子どもたちのために一生懸命指導しているのに、なかなか変わってくれない……」

「自分の指導力や、親としての関わり方が足りないのだろうか……」

教員として、そして2児の父として、そんな悩みを抱えていました。

真面目に、目の前の子どもに本気で向き合っているほど、こうしたネガティブな思考のループに陥りやすいんですよね。

そんな自分の価値観を変えてくれたのが、名著『嫌われる勇気』でした。

アドラー心理学について青年と哲人が対話する形式で、「どうすれば人は幸せに生きられるか」を追求する本だと知り、読んでみることにしました。

②本の基本情報

  • タイトル:嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
  • 著者:岸見一郎・古賀史健
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 購入リンク:

③この本を一言で言うと

アドラー心理学の考え方を、青年と哲人の対話形式で紐解いていく本です。

「他人の評価から解放され、自分の人生を自分の意思で生きるにはどうすればいいか」

がテーマになっています。対話形式なので、難しい心理学の理論書という感じではなく、物語のように読み進められるのが特徴です。

④学びのポイント

ポイント①:課題の分離

本の内容:

本書で一番衝撃を受けた考え方が「課題の分離」です。

自分の課題と他者の課題を分けて考え、他人の課題には介入せず、自分の努力次第で変えられることだけに集中する、という考え方です。

本書ではこれを

『馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない』

と表現しています。

自分の考え:

教員として子どもと関わる中で、今までの自分は「なかなか子どもが変わってくれない」「自分には何が足りないのか」と、変えられない結果に対してネガティブになることが多くありました。

この考え方を知ってからは、自分の課題と目の前の子どもの課題を分けて考えられるようになりました。

  • 自分の課題:子どもが学びたくなる環境を整え、全力でアプローチする(水辺に連れていく)
  • 子どもの課題:そのアプローチを受け入れて、自分を変えるかどうか(水を飲むか)

これは「諦め」ではなく、むしろ逆です。

自分ができる範囲が限られているからこそ「そこまでは全力を尽くそう」と思えるようになりました。

もくパパ
もくパパ

結果をコントロールしようとするイライラが消え、前向きな向上心が持てるようになったのは大きな変化でしたね!

この考え方は子育てにも当てはまります。

もくパパ
もくパパ

親ができるのは「困った時はいつでも頼ってね」と伝えて愛を注ぐことまで。そこから先、子どもがどう行動するかは子どもの課題であり、信じて見守るしかないのだと気づきました。

ポイント②:自由とは嫌われること

本の内容:

もう一つ印象に残ったのが「自由」についての考え方です。

他者からの評価より先に、自分がどうあるかを貫くこと。

「誰にどう思われても構わない」を受け入れた時、初めて自分の生き方を貫ける』

と本書は説きます。

これは自分勝手に生きていいという意味ではなく、「自分に嘘をつかず、生きたいように生きる」という意味です。

自分の考え:

人生の軸を「他人からの評価」に置いてしまうと、常に周りの顔色をうかがうことになります。「誰からも嫌われない人生」は、裏を返せば「自分のやりたいことを何一つやっていない人生」になってしまう、という指摘には考えさせられました。

もくパパ
もくパパ

自分の主張をしっかり伝えるのは苦手分野です。笑

だからこそ、ブログを通して自分の考えを言語化し、発信する練習をしている最中です。まだ100%の「嫌われる勇気」は持てていませんが、少しずつこの軸に近づいていきたいと思っています。

ポイント③:今、ここを生きる

本の内容:

僕たちはつい、過去の後悔や、先の見えない未来の不安に心を奪われがちです。

そんな私たちに、本書は『「いま、ここ」を大切に生きることの重要性』を説きます。

過去や未来は「いま、ここ」には存在しない、という考え方です。

自分の考え:

仕事や子育てで失敗して落ち込んだとき、「なんであんなことしちゃったんだ」と自分を責めそうになることがあります。そんな時こそ、この言葉を思い出すようにしています。

大切なのは「これからどうするか」だけ。

人生には常にこの選択しかない、と思えるようになってから、切り替えが早くなった実感があります。

⑤実践してみたこと/変わったこと

結果はコントロールできない。だからこそ、自分ができることは惜しまず全力でやろう。そして相手を信じよう」

そう思えるようになってから、肩の力が抜け、子どもたちの表情がより愛おしく見えるようになりました。

すでに2回読みましたが、何度でも読み返したくなる本です。仕事や子育ての人間関係で心が疲れている時ほど、効果を感じられると思います。

⑥こんな人におすすめ

  • クラスの子どもたちがなかなか変わってくれず、悩んでいる先生
  • 自分の指導力や関わり方に自信が持てない先生・親御さん
  • 保護者や同僚の評価が気になって疲れてしまう人
  • 人間関係で心がちょっぴり疲れている人

⑦まとめ

『嫌われる勇気』は、小学校教員として、そして2児の父親として、生き方そのものを改めて考えさせられる一冊でした。

  • 課題の分離で、コントロールできることだけに集中する
  • 他人の評価ではなく自分の軸で生きる
  • 「いま、ここ」だけを大切にする

未来は自分で選んで、作っていける。そう思わせてくれる本です。もし今、仕事や子育ての人間関係で心が疲れているなら、ぜひ手に取ってみてください。

ちなみに、本作の完結編である『幸せになる勇気』についても別の記事で詳しく書評を書いています。

すべては「信じる勇気」から始まる、というさらに深いテーマに踏み込んでいますので、ぜひあわせてご覧ください。

『幸せになる勇気』を読んで気づいた「問題行動の5段階」と信じる勇気 ~アドラー心理学を実践して挫折しかけている人におすすめ~

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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