
「今頃家では子どもたちは寝てるかな…」
「みんな遅くまで残ってるみたいだし、早く帰るの気まずいな…」
3年ほど前の僕はこんな状態でした。
教員パパなら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
適応障害と診断される前の僕は、まさに
家庭と職場の板挟み状態
に陥っていました。
こちらの記事に当時のことを詳しく書いています。
▶「教員と父親の両立」に限界を感じているあなたへ。仕事と育児で潰れないためのマインドセット。
その経験から僕が導き出した教員×パパの働き方の最適解。
「定時退勤・家族優先」
これです。
自分にとっても、家庭にとっても、そしてクラスの子たちにとってもいいことしかありません。
その理由と、「早く帰るキャラを定着させるコツ」をお話しします。
パパの代わりはいない。「犠牲にしてはいけない」もの

3年前の僕は、遅くまで学校に残って作業することが多かったです。
- 指導案の作成、直し
- 教材研究からの授業準備
- 児童の様子の共有
- 行事の提案資料の準備
- 保護者への電話

どう考えても定時で帰らせる気が無い仕事量。。。
これ全部放課後(子どもが帰ってから)ですもんね!
残業代は無し!とほほ…。
でも病気休暇を機にいろいろ考え、思いました。
60点でいいやって。
この考え方についてはこちらのきじにも詳しく書いています。
▶小学校の先生がしんどい時に読む記事|「60点でいい」心が折れないための3つの考え方
仕事をテキトーにするのではありません。
人生という長いマラソンを走りぬくために、ペース配分を考えようということです。
教員としての自分の代わりは他にいます。
実力も何もかも上な人はこの世の中にたくさんいるでしょう。
でも、我が子にとってのパパはただ一人なんです。
仕事と家庭、どちらも大事なのは確か。
でも、「犠牲にしてはいけない方」は分かりますよね。
自分の家族を、家族との時間を犠牲にしてはいけません!
だからこそ「60点でいいや」マインドが大切なんです!
「パパ!パパ!」って言ってもらえるのは一瞬

昨日なんて寝る前に、

パパ、ずっと○○君の横にいてね。
って言われました。
いるよ!ずっといるよ!(笑)
子どもとたくさん遊んだり、話したりできる時期って本当に短いと思うんです。
特に今の時期。
なるべく長い時間を我が子と一緒に過ごしたい。
自分が死ぬ間際に
「この間のあの授業の発問、もっと言い方あったな…」
なんて考えるでしょうか?
「もっと我が子とたくさん遊んだり話したり、抱きしめてあげればよかった。」
絶対こっちですよね。
ちょっと極端な話ですけど、そういうことだと思うんです。

自分の葬式の時に、家族に
「”どんなパパだった”と言われたいか」
これを一度真剣に考えてみるべきだと思います。
定時で帰りましょ。
なぜ「定時で早く帰る先生」の方が子どもを幸せにできるのか?


定時で早く帰るのは、なんだかクラスの子どもたちに申し訳ない…
そんな罪悪感を抱えていませんか?
実は、最新の脳科学や心理学の研究をから、「早く帰ってしっかり休む先生」の方が、結果として子どもたちの学力を伸ばし、学級を安定させられることが分かってきています。
定時退勤はサボりではありません。
子どもたちのために最高のパフォーマンスを発揮するための「プロとしての選択」です。
その根拠を2つの視点から解説します。
長時間労働による「認知機能(授業・指導の質)」の低下
脳科学の研究において、疲労が蓄積した脳は「徹夜明け(軽い酩酊状態)」と同じくらい認知機能が低下することが証明されています。
夜遅くまで残って教材研究をしても、思考力が落ちているため、翌日の授業での「子どもの見取り」や「適切な発問」のクオリティは逆に下がってしまうということです。
短時間で集中して帰り、脳を休めた方が、結果として質の高い授業を提供できます。
心理学的現象「感情の伝染(ミラーニューロン)」
心理学では、教師のストレスや心の余裕のなさは、教室の中で子どもたちに100%伝染(シンクロ)することが分かっています。
先生が寝不足でピリピリしていると、子どもたちも不安や反発を覚えやすくなり、学級荒れのリスクが高まります。
逆に、定時退勤してリフレッシュした先生が笑顔で、心に余裕をもって教壇に立つだけで、子どもの情緒は安定するはずです。
周りの目が気にならない!「定時退勤キャラ」を職場に定着させる3つのコツ

急には難しいかもしれません。
僕は今年から学校も変わったので、昨年の4月から完全に「定時退勤の男」になりました。

環境が変わる異動のタイミングや、新年度など。
心機一転「定時退勤キャラ」になっちゃいましょう!
コツ1:「仕事は抜かりなく」が絶対のマスト条件

あいつ、いつも早く帰るな。
でも、やるべき仕事はちゃんと終わってるんだよなぁ。
こう思わせることが何よりも大事!
周りに影響が出ないように仕事を進める
- 校務分掌・手続き関係・事務的な提出物を絶対に遅らせない。
- 報告・連絡・相談を徹底し、周囲を不安にさせない。
これができれば、「定時退勤」しても問題ありませんよね。
ゴールを「定時退勤」に設定して、仕事を進めましょう!
コツ2:自分のところで仕事を止めない「ボールを持たない技術」
自分でボール(仕事)を持っている時間を最短にしましょう。
全部誰かに任せろと言っているのではありません。
最終的な判断が自分ではないボールは「自分の次に判断する人に早く回しましょう」ということです。
もちろん、自分のやるべき部分はきちんと終わらせて。
ボール(仕事)の流れを自分のところで止めないようにする。
- 自分だけで抱え込まず、すぐにパスを回す。
- 完璧主義を捨て、適度なところで報告・相談する。(2割共有)
これを意識しましょう!

ぼくもまだまだできていないところでもあります。
一緒に頑張っていきましょう!
とにかく早く共有!!
コツ3:「この人は早く帰る人」という認知を職員室に広める
同僚や先輩に、

この人、いっつもほぼ「定時」に学校出てるよな。
と思ってもらうことは大切です。

行事や児童の相談など、早めに伝えてくれるようになります。(僕はそう感じました。)
「あいつ早く帰っちゃうから、今のうちに伝えとかないと!」
って感じなんだと思います。
ここまでの3つのコツをまとめます。
「定時退勤キャラ」を職場に定着させる3つのコツ
- 「仕事は抜かりなく」がマスト条件
- 自分のところで仕事を止めない「ボールを持たない技術」
- 「この人は早く帰る人」という認知を職員室に広める
「定時退勤」=体調管理をきちんとする「プロの選択」

早く帰ってリフレッシュし、明日からまた笑顔でクラスの子や我が子に関われる先生。
遅くまで残って疲れ果て、余裕をなくしている先生。
どちらが子どもたちにとって良い先生かは、明らかですよね。

クラスの子も、授業も、行事ももちろん大事です。
でも、定時で帰ることは「サボり」ではありません。
まずは、自分が安全に楽しく学校に来られる状態を保つことが一番大事です。
そのためには、定時退勤を『攻め』の選択として取り入れましょう。
まずは今日、「いつもより5分早く校門を出る」ことから始めてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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