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【教員・子育てが激変】『嫌われる勇気』で知った「子どもが変わらない」ストレスから解放される方法【書評】

日々、学校で子どもたちと全力で向き合っている先生方、そして家での子育てに奮闘している親御さん。

毎日本当にお疲れ様です。

突然ですが、こんな風に悩むことはありませんか?

  • 「クラスの子どもたちのために一生懸命指導しているのに、なかなか変わってくれない……」
  • 「自分の指導力や、親としての関わり方が足りないのだろうか……」
  • 「保護者や同僚からどう思われているか、周りの目が気になって疲れてしまう……」

真面目で、目の前の命に本気で向き合っている人ほど、こうしたネガティブな思考のループに陥ってしまいがちですよね。

実は、過去の私も全く同じでした。

そんな私の価値観を180度変え、心の重荷をふっと軽くしてくれた一冊の本があります。

それが、名著『嫌われる勇気』です。

本書は、「アドラー心理学」について青年と哲人が対話する物語。

テーマは「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という壮大なものです。

今回は、現役の小学校教員であり、2人の子を持つ父親でもある私の視点から、この本を読んで救われた3つの決定的な気づきをシェアします。

明日からの仕事と子育てが、驚くほどラクになるヒントが詰まっています。

ぜひ最後までお付き合いください!

【課題の分離】「子どもが変わらない」とネガティブになるのをやめた理由

僕が一番衝撃を受け、「なるほど〜……」と唸ってしまった章があります。

それが「課題の分離」という考え方です。

哲人はこう言います。

われわれは「これは誰の課題なのか」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。

これだけ聞くと、

「え? 人のことはどうでもいいっていう、無責任な意味?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、本質は真逆です。

「他人の課題には介入せず、自分の努力次第で変えられることだけに集中しろ」

ということなのです。

本書の言葉を借りるなら、

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」

ということです。

学校現場での気づき:コントロールできるのは「自分の行動」だけ

教員として日々子どもたちと関わる中で、子どもの変化(成果)を求められる場面は数多くあります。

今までの僕は、

「なかなか子どもが変わってくれない」

「自分には何が足りないのか」

と、変えられない結果に対してネガティブになることが多くありました。

しかし、この本に出会ってからは、「自分の課題」と「目の前の子どもの課題」を分けて考えられるようになってきました。

  • 自分の課題:子どもが学びたくなるような環境を整える、全力でアプローチする(水辺に連れていく)
  • 子どもの課題:そのアプローチを受け入れて、自分を変えるかどうか(水を飲むか)

これは決して「諦め」ではありません。

むしろ逆です。

自分ができる範囲が限られているからこそ、

「そこまでは全力を尽くそう!」

と思えるようになりました。

結果をコントロールしようとするイライラが消え、

「もっとできることはないか」

という前向きな向上心と達成感が持てるようになります。

家庭での気づき:「いつでも助けるよ」と信じて待つ

この「課題の分離」は、我が子への子育てでもいえることです。

親ができるのは、「困ったときはいつでも頼ってね、全力で助けるよ」と伝えて、愛を注ぐこと(水辺に連れていくこと)まで。

そこから先、子どもがどう行動するかは「子どもの課題」であり、子どもを信じて見守るしかありません。

未来を変えられるのは、自分自身だけ。

子どもたちに「未来は自分で選んで、作っていけるんだ」と思わせてあげられるような教師、そして親でありたいと強く思うようになりました。

【自由とは嫌われること】他人の評価ではなく「自分の軸」で生きる

もう一つ、印象に残ったのが「自由」に関する言葉です。

他者にどう思われるかよりも先に、自分がどうあるかを貫きたい。つまり、自由に生きたいのです。

「人からどう思われても構わない。全く承認されなくても構わない」

これを受け入れられた時、初めて人は自分の生き方を貫くことができると本書は説きます。

これは、自分勝手に生きていいという意味ではありません。

「自分に嘘をつかず、生きたいように生きる」

ということです。

人生の軸を「他人からの評価」に置くと、常に周りの顔色を伺うことになります。

「誰からも嫌われない人生」

とは、裏を返せば

「自分のやりたいことを何一つやっていない人生」

になってしまうのです。

本書では、

「すべての対人関係を横(対等)で見る。自分の主張したいことはしっかりと主張するべき」

とも述べられています。

僕の苦手分野ですね(笑)。

だからこそ、こうしてブログを通して自分の考えを言語化し、発信する練習をしている最中です。

まだまだ100%の「嫌われる勇気」は持てていませんが、少しずつでもこの軸に近づいていけるよう、一歩ずつ進んでいます。

【今、ここを生きる】過去の後悔も未来の不安も手放す言葉

僕たちはつい、

「あの時あの子にああ言えばよかった」という過去の後悔や、「来年のクラスはどうなるだろう」という先の見えない未来の不安に心を奪われがちです。

そんな私たちに、哲人は力強い言葉をくれます。

過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。

「いま、ここ」。

これほど短く、インパクトのある言葉はありません。

もくパパ
もくパパ

「過去」も「未来」も「いま、ここ」には存在しません。

だからこそ、「いま、ここ」だけを大切に生きるべきなんですね。

躓いたときこそ「これからどうするか」

仕事や子育てで失敗して、躓いてしまうこともあります。

「なんであんなことしちゃったんだ……」

と自分を責めそうになったときこそ、この前を向く言葉を思い出してください。

「これからどうするか」

人生には、常にこの選択しかありません。

困難に見舞われた時こそ、この心強い言葉を胸に、前を向いていきましょう。

未来は自分で選んで、作っていける

『嫌われる勇気』は、小学校教員として、そして2児の父親として、生き方そのものを改めて考えさせられる最高の1冊でした。

もくパパ
もくパパ

すでに2回読みました。

何度でも読み返したくなる本です。

「結果はコントロールできない。だからこそ、自分ができることは惜しまず全力でやろう。そして、相手を信じよう」

そう思えた瞬間から、肩の力が抜け、子どもたちの表情がより愛おしく見えるようになりました。

もし、仕事や子育ての人間関係で心がちょっぴり疲れているなら、絶対に後悔はしないのでぜひ手に取ってみてください。

ちなみに、本作の完結編である『幸せになる勇気』についても別の記事で詳しく書評を書いています。

すべては「信じる勇気」から始まる、というさらに深いテーマに踏み込んでいますので、ぜひあわせてご覧ください。

【学級経営の教科書】『幸せになる勇気』に学ぶ!子どもを感情的に叱るのをやめる「5つの視点」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あわせて読みたい:

30代父親が読書で人生をアップデート。自分を客観視し、しなやかに生きるための思考術

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