休職中、「罪悪感」を感じてしまうのはなぜ?

「学校は大丈夫かな、迷惑をかけていないかな……」
「何もしていない自分は、ただサボっているだけなんじゃないだろうか……」
病気休暇に入ったばかりの頃、僕の頭の中はそんな「罪悪感」と「不安」でいっぱいでした。
これは僕だけではなく、休職を経験した多くの人が感じる、ごく自然な感情です。
特に教員のような仕事は、「自分が休むと、子どもや同僚が困る」という意識が強く働きやすく、人一倍罪悪感を感じやすい構造にあります。
でも、3度の病気休暇を経て確信したことがあります。
休暇は、ただの「休み」ではなく、「本当に大切なものを見つめ直す」ための、貴重な「準備期間」なのです。
「学校(仕事)」のことは、さっさと忘れるという罪悪感の手放し方

病気休暇中の最大の任務は、学校のことを1ミリも考えないようにすることです。

大丈夫!学校は何とかなってます!
一日でも早く頭の中から「学校」を消しましょう!
教員一人が休んで崩れてしまうようなら、それは個人の責任ではなく「構造上の問題」です。
あなたが今苦しいのは、決してあなたの能力のせいではありません。
まずは、物理的に仕事から距離を置きましょう。
- 仕事関係の通知はすべてオフにする。
- 学校からの電話は家族に対応してもらう(電話が来るだけで動悸がすることもあるため)。
困ったときはお互い様です。
元気になってから、別の形で返せばいいんです。
今は一切頑張らなくていい期間だと、自分を許してあげてください。
罪悪感が消えない時に意識したい3つの視点

それでも罪悪感が消えない時、僕が意識していた3つの視点があります。
①休まなかったらどうなっていたかを考える
もし、無理して出勤を続けていたら。もっと長い休みが必要になっていたかもしれません。今休むことは、これ以上悪化させないための選択です。
②「個人の責任」ではなく、「構造の問題」と捉える
一人が仕事を休んだだけで現場が崩れてしまう。
これはもう元々の構造に問題があったということ。
あなたの能力の問題ではありません。

今は人手不足の学校も多いし、こうしたことは社会的にも問題になっています。
個人でどうにかできるレベルではないこともたくさんあるはずです。
③「いつか別の形で返す」と期間を決めて考える
困ったときはお互い様です。元気になってから、別の形で恩返しすればいい。
「ずっと迷惑をかけ続ける」のではなく、「今だけ」と期間を区切って考えてみてください。
・休まなかったらどうなっていたかを考える
・個人の責任ではなく構造の問題と捉える
「いつか別の形で返す」と期間を決めて考える
回復にはそれ相応の「時間」が必要

僕のような適応障害の場合。
最低でも1か月、長くて3か月、重症になると1年ほど回復に要する人もいるようです。

我慢して頑張りすぎた時間の「3倍」は休まなければ、心身の疲れは取れないとも言われています。
「何をしたらいいか分からない」と思うときもあるかもしれませんが、今は「何もしなくてもいい」んです。
※具体的な過ごし方(ジャーナリング・読書・散歩・サウナなど)は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶適応障害で病気休暇を取って気づいたこと|回復期の過ごし方と、立ち止まることで見えたもの
この時間は「ピンチ」ではなく「チャンス」

病気休暇を取得したあの日、僕は涙が止まりませんでした。
でも今なら言えます。
「あの時立ち止まらなかったら、今の幸せはなかった」
あなたの長い人生の中で、半年や1年の休憩なんて、ほんの一瞬の出来事です。
- 睡眠・栄養・運動の3つができれば御の字。
- どんなに小さなことでも自分を褒める。
- 「人生を見つめ直すいい機会だ」と捉え直してみる。
「休む」という選択をした自分を、まずは認めてあげてください。
あなたは十分頑張りました。
焦らず、ゆっくりいきましょう。



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