「先生を守るのも仕事です」適応障害で悩む僕を救った、スクールカウンセラーの言葉。

小学校教員

「俺のことは、一体誰が守ってくれるんだろう……」

適応障害で病気休暇を取り、どん底にいた当時の僕は、孤独感の中でそう自問自答していました。

教員として、父親として。

常に「誰かを守る側」でいなければならないと無意識に思っていたのです。

そんな僕が完全復帰を目指す中で出会ったのが、一人のスクールカウンセラー(SC)さんでした。

この記事では、

教員も「守られるべき存在」であるということ。

SCとの対話を通じて僕の心がどう変わったか。

についてお伝えします。

この記事を読み終える頃に、あなたの心が少しでも軽くなれば嬉しいです。

教員も「守られるべき」存在である。

子どもたちを支える立場にある教員こそ、まず自分自身が専門家によって守られ、支えられる権利があります

もくパパ
もくパパ

先生なんだから、これくらい自分で解決しないと。。。

父親なんだから、しっかりしないと。。。

こういう思い込みは、自分の首を絞めてしまいます。

専門家に頼ることは「弱さ」ではありません。

自分と、そして大切な家族や教え子を守るための「最善の選択」なのです。

「先生のメンタルを守ること」もSCさんの役割の一つ。

これ、意外じゃないですか?

僕は当時、

もくパパ
もくパパ

SCさんは、教員と児童との間に入って話を聞いてくれる存在。

児童のメンタル守るのための存在。

だと思っていました。

文部科学省の「スクールカウンセラーについて」には、

スクールカウンセラーは、1~7のような児童生徒が抱える問題に学校ではカバーし難い多くの役割を担い、教育相談を円滑に進めるための潤滑油ないし、仲立ち的な役割を果たしている。

とされており、その中の2には、

2.保護者や教職員に対する相談(カウンセリング、コンサルテーション)

と記載されています。

続けて、

また、近年、様々な課題に直面する学校現場でストレスを抱える教員が増加していることが、精神性疾患による休職者数の増加(表8 病気休職者数等の推移(平成8年度~平成17年度))に表れている。教員のストレスは、職場内におけるものに起因する割合が高く、こうした教職員のメンタルヘルスに求められるスクールカウンセラーの役割も期待されている。

とも書かれています。

SCさん
SCさん

SCは子どもたちの対応が主と思われがちなんですが、

実は先生方のメンタルを守ることも大事な仕事なんです。

この言葉を聞いたとき、僕は心の底から救われた気がしました。 

元教員という経歴を持つそのSCさんは、現場の大変さを誰よりも理解してくれていました。

専門家が

「あなたの味方ですよ。」

と明言してくれることは、これ以上ない心の支えになります。

モヤモヤが吹っ飛ぶ「言語化」の力。

とにかくSCさんの言語化能力に驚きました。

モヤモヤの正体が分かった 。

心の内側の悩みや考え方の癖。

それをSCさんが次々と「言語化」してくれました。

それはまさに、

もくパパ
もくパパ

そうそう!

それが言いたかった!

という発見の連続で、心の中にあった霧がパーっと晴れていくような感覚でした。

自分の「特性」を受け入れられた。

 対話を通じて、自分自身の得意・不得意が客観的に見えてきました。

  • 苦手: 複数の仕事を同時進行させること。どこから手をつけるべきか分からなくなる。
  • 得意: 一つのことに力を集中させること。
SCさん
SCさん

「1」の仕事に「100」のエネルギーを使うことはできる。

でも「100」の仕事に「1」ずつのエネルギーを使うのは難しいですよね。

分かりやすいですよね。

もくパパ
もくパパ

確かに。

やるべきことが同時に重なってくると、不安定になってくるな。

そんな風に冷静に考えることができました。

SCさんからのアドバイス。

僕の特性を加味したうえで、こんなアドバイスをくれました。

信号機で例えると、

今の自分は「青」なのか、注意が必要な「黄色の点滅」なのか。

赤になる前に止まりましょう。

自分が今何色」なのか、把握しておくことが大事です。

USBメモリで例えると、

SCさん
SCさん

常に「空き」を確保しておいてください。

「空きがないと急なことに対応できず、キャパオーバーになってしまいます。

お子さんの熱や、クラスの子たちのトラブルなどですね。

常に容量に「空き」があれば、余裕を持って対処できるはずです。

いや、分かりやすすぎる。

SCさんと話していると、気持ちが良くてずっと話していたくなります。

それだけ、自分の内側のことを「言語化」することは、重要なことです。

もくパパ
もくパパ

SCさんの言語化能力は本当にすごいです。

感動しました。

いただいたアドバイスは、今も常に意識しています。

今、独りで悩んでいる先生へ。

かつての僕は、

「休むのは逃げだ」

「自分がもっと頑張らなきゃ」

と、自分を追い詰めてばかりいました。

しかし、3度の病休を経て、そしてSCさんとの出会いを通して、

「自分を守ることの大切さ」

に気づくことができました。

もし今、あなたが仕事や家庭の両立に限界を感じているなら、一度勇気を出して誰かに話を聴いてもらってください。

  • 学校内のSCさんに相談してみる
  • 信頼できる病院を受診する
  • まずは自分の気持ちを紙に書き出してみる
もくパパ
もくパパ

タスクが重なると対応しきれず、不安定になる。

・「60点」でよしとして、仕事をためこまないようにする。

・優先順位をつけて取り組む。

というように、自分の苦手を補う方法も考えることができると思います。

あなたが倒れてしまったら、取り返しのつかないことになります。

あなたを守ることは、結果としてあなたの家族や教え子を守ることに繋がっているのです。

今までの自分の経験を記事にしています。

「今、ちょっとしんどいな。。。」

と言う方。ぜひ、読んでみてください。

「休むのは逃げ」と自分を責めるあなたへ。教員パパが適応障害で病気休暇を決めた理由。

【教員パパの失敗談】復職のタイミングを3回見誤った僕が、今伝えたい「正しい休み方」。

「教員と父親の両立」に限界を感じているあなたへ。仕事と育児で潰れないためのマインドセット。

コメント

タイトルとURLをコピーしました