【理想の父親像】

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こんばんは。mokumokuです。

まず、世の中のお父さん!毎日お疲れ様です。

お母さんはもちろん大変。リスペクトは忘れてはいけない。

ただ!父親には父親の役割があり、周りの人と分かち合いにくい思いもあると思います。

大変な毎日の中で、あなたはどんな父親でありたいと思いますか?

そして、その理想の父親像に近づけていますか?その努力をしていますか?

今日は、僕が思う理想の父親像について書きたいと思います。

前提として、「世の父親は全員こうあるべき!」と思っているわけではありません。

あくまで自分が目指すところです。そして、まだまだ理想は遠いです。。。

「最高の父親」になるための一つの意見として見ていただければ幸いです。

始めに

「父親」という役割が自分に務まるのか

1人目の妊娠が分かり、妻が安定期に入ったころ。日々おなかの中の子どもの成長を喜んでいました。ただ、ふと思いました。

「僕は父親になれるのか。」

子どもが生まれた日から、自分の中に特別な何かが芽生え、父親になるのか。

だんだんと自覚がわいてくるものなのか。

新しい命の誕生を前に、喜びと不安とが入り混じっていました。

この子のために何ができるのか

コロナの関係で立ち合いはできませんでした。1人で頑張ってくれた妻には感謝してもしきれません。

子どもたちを下校させた後の夕方の教室。

妻からの電話で無事に生まれたことを知りました。

「とにかく無事でよかった。早く会いたい!」

という気持ちでいっぱいだったことを覚えています。

それからの毎日はとても幸せで、2人で一生懸命に育児に励んでいました。

子どもが少しずつ言葉を覚えてお話をしてくれるようになり、保育園に通うようになり、、、と日々が過ぎていく中で、

「この子が自分たちのもとを離れて社会で生きていくようになるまでに、この子のために自分ができることは何か。」

を考えるようになりました。

英語を習わせるとか、スポーツはこれをさせるとか、そういうことではありません。

「自分自身が、父親としてどう生きていくべきなのか。」

ということです。

どんな父親になりたいか

理想の父親像は、おそらく世界中の父親の数だけあり、「これが正解」というものはないでしょう。

ただ、真剣に考える時間を取り、自分の言葉にしておくことは必要です。それを考える時間、家庭にも大きな意味があります。

これを読んでくださる父親の皆さんも、一度は考えたことがあると思います。

「どんな父親でいたいのか。」

これは、自分の生き様を決めることにも近いと思います。家族を持った以上、ここを曖昧にしたままではいけません。

一緒に悩み、揺れながら考えていけたらと思います。

以下は、自分が思う「理想の父親像」です。

  • 母親を大切にする
  • 見守る
  • 行動する
  • 失敗する
  • 一番楽しむ

母親を大切にする

奥さんの事、大切にしていますか?

まず大前提として、この人がいなければ我が子とは出会えていないわけです。普通に考えてこの世で一番大事にするべき存在です。

「子は母親を拠り所にする。父親がどんなに仕事を頑張って家族を支えていても、子どもにとっては当たり前のことで、尊敬する基準にならない。自分の拠り所である母親を大切にする父親を、子どもは尊敬する。

という話を聞いたことがあります。なるほどと思いました。

シンプルですよね。子どもは、

「自分の大切な人を、大切にしてくれる人」

が好きなわけです。

・感謝の気持ちを伝える。

・仕事の帰りに甘いものを買って帰る。

・家事を率先してする。

・1人時間を作ってあげる。

・奥さんと子どもが楽しく関われる時間を確保する。

できることはたくさんあります。

今日奥さんに

「いつもありがとう。」

と伝えてから寝ましょう。

見守る

子育てをしていくうえで一番難しいことではないでしょうか。

朝の忙しい時間、寝る前のバタバタの時間。子どもに任せず、自分でやったほうが早い。待っている時間はない。これが普通です。

でも冷静に振り返ってみると、大人の都合なんですよね全部。いつもこの事実にあとから打ちのめされます。(笑)

「また自分の都合で待てなかった…」

いつもただ待っていればいいとは思いません。自分の中でこの3つは気を付けています。

①自分の経験則で考えていないか

親の物差しでその子を測っていないでしょうか。自分の過去を投影し、

「自分がこの子くらいの時はこれはできなかっただろう。」

「これくらいはできていたと思う。」

という経験則が、「見守る」を邪魔してきます。

当たり前ですが、自分と子どもは「別の人」です。その子に今何ができるか考えることは大切ですが、安易に判断するのは危険です。

自分の経験とは切り離して、フラットに(発達段階などを考慮するなど)考えるとよいと思います。父親らしくどっしり構えておきましょう。

②失敗を未然に防ごうとしていないか

すんなりいった方が時間もかからないしいいんですよね。大人にとっては。(笑)

失敗から学ぶことはたくさんあります。できるだけチャレンジさせてあげたいです。

③助ける準備はできていることを伝えているか

「見守る」は「放置する」とは全く違う意味です。

「助ける準備はできているから、困ったときは言ってね。」

と伝えておくようにしています。助けを借りるかどうかの判断の主導権を、子どもに握らせることが大切です。

あともう1つ。

「待ってるよ」

これは魔法の言葉だと思います。

「あなたのことを見放さないよ。」

「なんかあったらそばにいるから言ってね。」

この思いが伝わることで、子どもは安心してチャレンジできるのではないかと思います。

「見守る」ということは、

「大丈夫、あなたは自分で選んで生きていける。」

というメッセージを子どもに伝えることになります。

父親たるものどっしりと構え、心に余裕をもって、子どもの挑戦を見守ってあげたいものです。

行動する

「新しいことに挑戦しよう!」

小学校で働いていると、こういうお話をしてくださる先生をよく見ます。そして考えます。

「これを子どもの前で言っていいのって、新しいことに挑戦している人だけだよな。」

「じゃないと説得力無いよな。」

僕は、子どもに言いたい。挑戦しようって!

だったら先生はどうなの?何かしてるの?

と聞かれたら。僕は堂々と答えられます。

「もちろん。先生は挑戦を続けているよ。詳しい話を聞きたかったらいつでもおいで。」

子どもに何か教えようというよりは、自分がまずやってそれを見せる。仕事でも子育てでもその姿勢でいます。

例えば、学校では、

・自分から挨拶する。

・子どもに対して素直に「ありがとう」「ごめんね」を伝える。

当たり前のことですよね。子どもにもぜひして欲しいことです。

「こうしましょう。」

と言うのではなく、自分が率先してやる。その姿勢を見せることが大事です。

家庭でもそうです。

・散歩中に会った人には挨拶する。

・店員さんに「ありがとう」と言う。

・体を鍛えるために定期的に筋力トレーニングをする。

・新しい知識を取り入れるために読書をする。

・自分の考えを整理するためにノートに書きだす。

子どもが大きくなった時、ぜひしてもらいたいことです。

「これをしたほうがいいよ。」

とか

「一緒にやろう。」

とか言ったことは一度もありません。(相手との関わり方やマナーについては言います。)ただただ、自分がやるんです。子どもは見ています。

どう感じるか。大きくなった時にそれをするのかしないのか。それは二の次です。子どもが決めること。

当たり前のことを当たり前にやる。

これが父親として大切なことではないでしょうか。

もう一つは「深く考えて決断すること」です。ポイントは深く。重くではありません。

深く思考することは、時にかなりしんどいことです。逃げ場がなくなるし、自分の未熟さにも気づかされることが多々あるからです。

浅く考えることは誰でもできます。楽ですから。

でも、深く考えることから逃げてはいけません。答えが正解かどうかではなく、

「今置かれている状況と、自分が使えるものをフルに活用するとしたら、家族にとっての最適解は何か。」

と突き詰めて考える時間、経験こそ大切なのです。

家族にとっての大事な場面で、自信と責任を持って決断できる父親でいたいものです。

失敗する

僕の一番の課題だと思っています。

・失敗=かっこ悪い

・子どもの前では、スーパーヒーロー!かっこいいパパでいたい!

潜在的にそう思っているところがあると思うんですよね。

幼少期の自分は、

「できないといけない。」

という思いがとても強かったです。

テストで100点をとれなかったときは泣いていました。(笑)

悔しい、次頑張ろう!と思う向上心は大切だと思います。ただ、

「失敗が怖い。」

この考えが僕の中に大きくあったのは確かです。

できないと思われたくない。常にそんなことを気にしていたように思います。

自分の息子には、そうあってほしくないんですよね。

「失敗=かっこ悪いことではないんだよ。むしろいいことなんだよ。」

「どんどん失敗していこう!」

こんな風に考えられたらどんなに人生が楽しくなるでしょうか。

これも言葉で伝えるより、父親が失敗している場面を見せるのも大事ではないかと思います。

失敗した後の態度。

「次はこうしたらよいのでは?」

試行錯誤している様子を見せる。つまり、

「失敗してからがスタート。」

「何もしていないとスタートすらきれていない。」

というメッセージを子どもに受け取ってほしいのです。

ただ、適当にやってみて、というわけではありません。

・挑戦するために必要なものは何か

・今使えるものは何か

・メリットはあるか

・デメリットはあるか

・リスクヘッジはできているか

などの点を考えたうえでのチャレンジであること。

その先の失敗には大きな意味があります。

子どもが失敗した時、あなたはなんと声を掛けますか?

ぜひ、考えてみてほしいです。

一番楽しむ

どんな時でも、

「なんか、パパ楽しそうだなぁ。」

と思えたら、子どもも安心するのではないでしょうか。

家族で同じ時間を過ごすこと。何かにチャレンジすること。どれも幸せなことです。

生きていくことは楽しいことであるはずです。

これは、小手先のテクニックでどうにかなることではありません。日々の、自分の行動や考え方の積み重ねだと思います。

「しんどいことを無理やり楽しいふりをする」

ということではありません。これは自分に嘘をつくことになります。しんどい時はしんどいでいい。

毎日心から楽しい!と思えるように、日々を積み上げていくんです。

常に周りに感謝すること。安易に判断しないこと。自分の人生に集中すること。

一朝一夕ではできません。こつこつと積み上げていきましょう。

そうすれば、楽しいことが、もっと楽しいと思えるようになると思います。

終わりに

ここまで書いてきたことは、「子どものため」であると同時に「自分のため」でもあります。

子どもの人生は親がコントロールできるものではありません。する必要もありません。

だから僕は、ただただ、「自分の理想の父親像」を目指します。一人で勝手に。(笑)

それでいいと思っています。

ただ自分を磨く。それを子どもが自然に目にする。これが理想の状態です。

僕は「自分を高めるために努力する」ことが好きなタイプです。

でも、だからと言って、子どもにも同じように生きてほしい、とは思いません。

・ありのままの自分を認めてほしい

・自分は唯一無二の存在であると知ってほしい

これが僕の子どもに願うことです。

僕はまだ完全にこの領域に踏み込めておらず、もがいている(努力を続けている)状態なのかなと思います。(笑)

長々と書きましたが、僕の思うことは1つ!

毎日大切な人を大切にして、笑顔で過ごしたいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

明日も「もくぶれ」していきましょう!

おやすみなさい。

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